虚構の中のインナーチャイルド 4

お母さん自身が、働きたかった、仕事に打ち込みたかった、専業主婦(家事)はつまらない(これはお母さん自身が、家事を得意としていない、家事をちゃんとやらなきゃいけない思い込みも入っていると思う)、男性に負けたくない、、、etc…自分ができなかったことをやること=幸せだと、子どもにそれをさせようとした。

それはお母さんの考える幸せでしかない。しかも、お母さん自身はその願望を実際に体験していない。 だから、それが本当に幸せかどうかも分からないし、メイちゃんがそれを幸せと思うかは別問題。実はこれまでの人生はメイちゃんが選んできたようで、メイちゃんはまだ選んでいないのだ。

お母さん自身はそこまでの意識はないのだろうが、結果的にメイちゃんにはお母さんの期待通りにしないとお母さんに見捨てられてしまう恐怖から逃げるため、今の生活を続ける、もしくはもっと上を目指そうとする。

実際、お母さんから電話があったとき、お母さんはほとんどメイちゃんの仕事のことしか口にしない。お母さんはそこにしか興味がないから。 メイちゃんは「メイはできる子なんだから」呪いだとずっと言っている。

ちなみに、私はメイちゃんはまだ呪いと思えるくらいで、呪いとも思えず、思った通りにいかないと自分を責めて頑張り続ける人の方がきっともっと辛い日々を送っているだろうと思った。

ドラマから外れるが、ご自分のお母さんがなぜこういう価値観を持っているか、はお母さん自身がどういう風に、どういう環境で、どういう家族のもとで,etc…で育ってきたかを聞くと、ある程度分かると思う。お母さんがそうだったら、その前の世代もおそらく同じものをもっている。それを今、自分が受け継いでいたら、そうやって連綿と続く家系のトラウマが垣間見えたりする。

子どものころ、親や大人に言われて固く信じ切っていたことは、大人になって冷静にみると、自分が信じ切っていたことが本当に正しいのか、偏っていなかったか、お母さん自身のマインドなのかが分かる。今まで信じ切ってきたことが本当なのか、?これがひとつの目覚めだと思う。

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