いま自分はどこにいるか

昔、ヨガのトレーニングで、自分のレベルに合わないトレーニングを無理に受けようとする人がいる、という話を聞きました。

簡単に言えば、あるポーズをとるために必要な身体、たとえば柔軟性、筋力や体幹ができていないから、トレーニング提供者側は自分に合ったレベルを受けてくださいと伝えているのを理解できない。

身体には個性があるから、他の人と同じ練習をしても同じ効果が出るかはわからないし、またそれに耐えうる身体や機能ができていなければまず効果どころか身体を壊すかもしれない。

心も同じだと思うのです。

いま、自分がどういう状態、たとえばストレスが重すぎて一旦休息が必要なのか、自分の中の思い込みや、辛いことの原因に気づいてそれをみつめる時期なのか、自分の内側に対して、具体的に行動する時期なのか。

身体には個性もあるし、基礎体力もある。

心も同じように、個性があって体力というか、状況に耐えうる力や、場合によっては知識とか知恵や思考が必要になる。

結局なにが言いたいかというと、私たちはみな個人差があって、取り組んだことが他の人が効果があったから、同じように、または予想したとおり自分も効果がでる、とは限らない。

プラス、みんなバックグラウンドが違うからそれまでに関係なく取り組んでいたことが役立ったりすることもある。

ただ、個人的にはやり続けたら、基礎ができてあるときポーンて伸びる時期があると思います。

ただやり続けるのは、それこそ忍耐がいる。たまにはぐれたくなりますが、別にぐれてもいいし、グレ度が少ないように取り組みと別に楽しみを織り込んだり、焦ってもいいし、ぼちぼち取り組むのが良い気がします。

私だってグレています!

関連記事