我慢を純粋なエネルギーに変える

今回は我慢があると自分が感じていることを認識しにくいことがあるので、我慢を意識に上がらせるのがテーマ。なので我慢を手放す等はまた別問題。

我慢を手放したら幸せになれるのか、ではない。ただ、我慢していたことに対して、それをどう感じていたか、ここまでくるといろんな思いが出てくると思う。それを基にこれからどうするかは、自分で決める必要がある。

我慢が自分の生活の一部で当たり前になり過ぎていて、簡単に手放せない、手放すことが考えられない、手放したら生きて行けないように思うと、手放すか、今まで通りかその二択でぐるぐる悩む。我慢より手放す不安の方が大きい。実は思考はそれにちゃんと気づいていて、無自覚に自分ではそこには光を当てない場合が多い気がする。そこにスピリットは本当はほとんど関係ない。

本当は手放すか手放さないかの二択だけではないけれど、人によっては他の考え方の癖が関係してきてここから進まなかったり、我慢を手放せないなら意味ないと初めの我慢していたところに戻ったりする。そういう時は次は手放せない自分に意識を向けていく。

でも、我慢していたことをそのままにしておくと選択した時は、これまでのように誰かのせいで選んでいるのではなくて(今までも本当は誰かのせいじゃないことが多いけど)自分の責任だ。そのときは単なる我慢とは捉え方が違っていると思う。だから、そこで不満があるってとても不思議な状態。

Momoyoさんが以前マインドに使っていたエネルギーを自分のために使うことができたら、その分自分のエネルギーが強くなるし、体も強くなるとおっしゃっていたことを思い出した。純粋に自分のため、自分が使いたい方向にエネルギーを使える。エネルギーが強くなると今まで気になっていたことがそこまで気にならなくなることがある。

私も我慢の下にある思い込みをしっかりと感じた次の日の朝、今まで緊張していた体が楽になっていて驚いたことがある。これは我慢に対してだけのことではないけれど、これまで自分を抑えるために使っていた感情のエネルギーを感じるだけでも体は楽になる。そして、今までそれにどんなにエネルギーを費やしていたかに気づけて、これからはそのエネルギーを自分でどう使うか選択できる。

私は一つ信じていることがあって、我慢ができるくらいの忍耐強さがある人なら、そのエネルギーを自分のために生かすことはきっと可能だと思っている。

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