自分を守り過ぎ、他人を跳ね返す反応

前回まで、正しさで自分を守り、自分が本当に感じていることに意識を向けていない、自分がどう感じているかに耳を傾けることをしていない場合について書きました。この自分を守る、防御とも言える反応があると、極端になれば誰に何を言われても自分が責められたり怒られている気がする。

今回は正しさ以外の自分を守る防御の行動を無自覚にとってしまう反応について書いていきます。

そもそもの前提に私は責められる、怒られる等の怯え、恐怖がある。そういった前提があると、下記のシチュエーションではこういうことが起こりうる。

二択で答えられる、そこに行きましたか?行かなかったのですか?に答えられない人(A)がいる。Aは私は責められる、怒られる等の怯えや恐怖を持っている。

日常だと、その二択が次の話に必要なこともあるので、必要な答えが返って来るまで質問した人(B)はAに何度も聞いたり質問に答えてよ!となる。Bは必要な返答がないので怒りを帯びることもある。(別にBはAのそのものを否定しているわけではなく、必要な返事がない苛立ちなどはあるかもしれない)Aは自分が責められたように感じて自分を自分で責めて落ち込んだりBに怒りを感じたりする。状況的にはただ話が噛み合ってないだけで、BはAを責めるような言葉は発していない。

Aはなぜ質問に答えられないのか?

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