恐怖を感じる練習 5/5

あーこれ持てるかな、持てるけどやばい重さがある。流石に絶対持てそうにない重さにチャレンジすることはないが、今の自分が余裕で持てる軽いものを持っても自分は変わらない。少し怖いな、と恐々な気持ちを怖いなあと抱えながらチャレンジすることで、怖さに向き合い、恐怖を感じる自分がいる。

セッションで言うと、重りが見るべきマインドであるし、私の仕事は基本的には応援、道標、時には逃げないように一緒に向き合い、逃げたくなる程怖かったものをみる、時には再現した怖さを一緒に感じていく、一人で耐えきれなかったその辛さを癒していく、その為に力を尽くすことだと思っている。

これまで恐怖だと思ってしっかり見ずに逃げたりしてきたもの、やり過ごしてきたものをを一人でみるのはとても難しいと思う。今まで感情に呑まれて気付かなかったこと、疑問に思わなかったことに疑問を持つこと、新しい視点を持つには自分以外の目が必要だ。だから私はそのための他者が必要だと思う。

ただし、私の仕事は基本的には応援だ。過去の恐怖を一緒に感じることはできても、現在、これからの未来において、境界線を越えてその人のやるべきことを、代わりにすることはできない。その人が自分自身で自分のためにできるようになりたいなら、それをできるように一緒に取り組み、どこまでもその人を信じて、その人が行きたいところへどこまでも伴走しづづけるのがこの仕事だと思っている。

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