恐怖を感じる練習 2

リラックスといっても最初から脱力して気持ちいいリラックスではなく、アサナ(ポーズ)をとったまま静止して、アサナによってターゲットの筋肉に効かせるので、痛みや体の凝りを刺激して耐え難いほど痛いことがあり、はっきり言って動き回っている方が私には断然楽だった。

クラスの間は苦痛だったが、初めてしっかり陰ヨガのクラスを受けた後、今までにないくらいびっくりする程体が楽になり、夜10時近くなのにめちゃめちゃ元気になってワクワクして家に帰った記憶がある。そこで陰ヨガにも通うようになったが、それまで私は、自分が取りにくいアサナだとブロックを使って軽減したり、なんとかアサナの形を保つことばかり考えていた。

私の付いた陰ヨガの先生はいつも「何とかしようとしない」と言い続けていた。痛みをなんとかしようとせず、そのままでいて、痛みから逃げたり、頭でこれは効いてるからとか考えたりせず、痛みをただ痛いんだなーと受け止める。

今までなんとかしまくってた私にしては衝撃で、どうして軽減がいけないんだと不満だったし、いつも痛くても目の前のことではなく別のことを考えて気を逸らせてきたことを不思議に思っていなかった。

でも、先生の言う通り、なんとかしようとせず、アサナを取ることで筋肉に効いているか(大概が痛い)を時間をかけてやっていると、最初は頭の中でも痛い〜と叫び、顔(痛いと知らず知らずのうちか顔を顰めているし、どうしても眉間とか表情に出る)を歪めていてもだんだん痛さは楽になり、クラスが終わる頃に痛みも消えて体がとても楽になっていた。

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