「何もうまくいかない自分」の外側の世界 2

例えば、やりたいことをやる動機が「『今の自分はダメ』だからこれをやってよくしよう」と思っていたら、『今の自分はダメ』と思っていることから逃げている。この『今の自分はダメ』はやりたいことをやろう(中にやりたいことが成功するが含まれているかも)よりもっと強大でずっと自分の中にあるから、やりたいことがうまくできないと感じた時、自分の中の『やっぱり今の自分はダメだよ〜』の声がじわじわ大きくなっていく。

ではなんで自分は自分自身がダメと思っているのか?(「自分はダメ」じゃなくて、「自分は『自分をダメ』と思っている」)に気づく作業とともに、今、自分は「自分をダメと思っている」ことを自分で事実としているんだと受け止めること、感じることが必要だと思う。(現実で「自分はダメ」かは問題ではなく(例えば仕事ができない等)、ただ自分が「自分はダメだ」と思っている方を指す)

自分がダメだって自分で認めたくないから、頑張ってきた。
本音は、ダメな自分を人に見られたらどうしよう、どうなるんだろう、怖い、不安、どうにかして見られたくない、隠したい。
今はここにいる。
これがデフォルトだから、いつもすごく人の目を気にしたり、緊張している。これが人に気づかれたら人が自分のことをダメに
思ったりすると思い込んでいる。

このすごく怖い感情を自分はそう思ってるのかとジャッジせず受け止める。
この本音部分が一番怖くて逃げたかったところだと思う。でも、ここを感じて、受け止めることで初めて、怖さから抜けられる。
怖いし嫌な感覚になるし、ずっと持ってきた恐怖に向き合うって無理なんじゃないかとか色々考えるかもしれない。
でも、やってみたことはあるだろうか?なくて色々考えているからもっと怖くなっていく。
やってみて魔法のようにパッとなくなるか、こわごわあれ?ってそんなに怖くなかったと思うのかは人次第だと思う。
怖いことを感じ続ける。ここが抜けると最初に書いたループにまたハマるように思う。
この怖さを抜けた後、改めて「自分はダメだ」について考えてみる。
それは本当なのか?自分だけがそう思っているのではないのか?

そして、自分がダメだから、何をやってもうまく行かないのか?は本当なのかに目を向ける。

何をやってもうまくいかないの外の世界は
何をやってもうまく行く、ではない。
うまくいくことも失敗することも等しくある世界。

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