地に足を着ける

足(と足裏)

MOMOYOさんがYoutubeで、未来に生きている人はグラウンディングができていなくて、足がちょっとだけ浮いているように感じると話されていた。足や体に意識がいかないので、頭で考えたことに振り回される。その時に今の体の意識、特に足の意識があればそこまで振り回されない。

足の意識に気づかないくらい、今に居ることがとても嫌にぬる経験があったり、今の自分をとても嫌に感じている部分があるのだと思う。

足って本来とても敏感なものだ。ピッタリした靴を履くとわかるように、足は微妙な差を感じ分けることができる。ただ、現代だと靴や靴下を履く機会が多いので、足の感覚は薄れがちだ。足の感覚を戻すのには最も簡単なことは裸足の時間を増やすことだと思う。アーシングやはだし教育があるように、足で感覚を捉えられると土台が安定する。私も自宅では年中なるべく裸足で過ごす。

足で直に地面や床を感じて自分の土踏まずがどうなっているか、アーチはできているかなど自分の足のことは知っているだろうか?自分で足裏を触る。それと同時に足指を鍛えたり、マッサージ的なことをすると足の感覚というのは徐々に増えていくと思う。立位の際に足裏やくるぶしのどの部分に重心があるか等も大事だ。ヨガだと足裏のどこに重心置い意識するかから始まる。地面にしっかり足を付けて意識を地球の中心に根を下ろし、足は地面を押してその反発で立つ。グラウンディングができていないとエネルギーを受け取るのは難しいことが多いと思う。

そして足を適切に使って立つときに必要なのが股関節の動きだ。足裏から地面を押して立つ、座位でも下肢が安定していると上半身も適切な姿勢に整っていくが、股関節が適切な位置にないと上半身も定まらなくなり、姿勢の悪さから息苦しくなったり、代わりに背中や腰で支えたりして痛みが出たりすることもある。そして不安や恐怖から抜け出しにくくなりがちな方もいらっしゃると思う。

まず、足裏の状態や足の重心を確認してそれから股関節は適切に動いているか、また股関節を動かす運動(これもキャットアンドカウは役立つ)等に意識を向けていくとよいと思う。

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