グラストンベリーへ 後編

最後にチャリスウェル(chalice well)を訪れました。

https://www.chalicewell.org.uk

 

 

 

 

 

 

庭園の中に聖なる井戸があり、庭のLion‘s Headの泉からお水を自由に汲むことができます。この泉は2000年以上ずっと現在まで枯れることなくこの地を満たして、人々から尊ばれているそうです。この井戸には、キリストが処刑された際にその血を受けた聖杯が埋められているという伝説があります。

Lion‘s Headと呼ばれる赤い水の泉で女性性のエネルギーを表すそうです。このお水はエッセンスやレメディにも多く使われており、私も後日入手しました。

リングやお数珠を清め、お水を味わいます。絵里奈さん曰く、鉄の味がすごい。たしかに、しっかり鉄分、血を感じる味でした。私は飲むことに抵抗はありませんでしたが、好みは分かれそうです。私はしっかりボトルを持参し、お水をいただきました。

聖なる井戸。

とても気持ちのいい空気が通っている場所でした。この井戸の蓋のモチーフはお庭のあらゆるところに見られます。The Vesica Piscisと呼ばれ、様々な二元性(陰と陽、女性と男性など)の交差と結合を意味しています。まさにグラストンベリー。

こちらも静かで美しいお庭。また、このお庭でジョン・レノンはかのmagineのインスピレーションを得たと言われています。

こちらにはショップがあり、本、オラクルカード、キャンドル、フラワーエッセンス、インセンス、クリスタルのグッズなど様々なものが購入できます。私はこちらで手のひらに乗るくらいのクリスタルのエンジェルを購入しました。日々持ち歩いていてなくした!と思うことが度々ありますが、いつも戻ってきてくれて手元にあると安心します。

こちらも静かに瞑想していらっしゃる方がたくさんで、本当に聖域という言葉がぴったりでした。自分が日頃バタバタと何かに追われているのが嘘のように静かな時間を過ごしました。井戸の周りも、木々も静謐で、物言わないけれど、じっと何かを語っている。自然に手を合わせたくなったり、身が引き締まる感じのする場や人。それはきっと自然にその場や人に、なにか敬意を感じているのだと思う。

そんな気持ちと共にいた1日でした。

他にもInstagramにグラストンベリーやロンドン滞在時の写真を掲載しておりますので、ご興味がありましたら是非ご覧下さい。

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