全部完璧でないと ~ピンチは自分を変えるチャンス 3~

私はうまく行かなかったらこの世が終わると感じるくらいに怒られたり、長時間反省させられると恐怖を持っていた。
私の両親は、子どもに自分で考える時間を与えられないくらい不安を持っていて、子どもはこうすれば幸せだと、子どもの思いや意見を聞けず、自分の理想を押し付けがちな思い込みがあった。彼らは彼らの思い込みや子どもをしっかり育てないといけないという思いでそもそもいっぱいだった。彼らには、子どもが自分の思った通りにならないと怒ったり、反省させるだけで、なぜ私はこう思ったのかを聞いたり、どうしたらスムーズに行くのかを一緒に考えたり、そういうことをできる余裕がなかった。
私にとっては家族の不安を解消することが最優先で、それがうまく行かないと家族がうまく行かなくなるように思ったり、自分が失敗したように感じたり、家族からいつも干渉されているように感じてどんな些細なことも気にするようになった。それがいつしか完璧を求めるようになった。
失敗したら嫌なことが起こる、じゃあ全部完璧にしたらいいんでしょ!と私は怒っていた。でも、心の底では怒らないでいてくれたら本音を言えるのになと思っていた。
いつも不安を解消するために、周りの人の正解を求めるために考えたり行動するばかりで、自分のためや、自分が楽しいと感じるために行動したことがなかった。うまく行かないと自分はダメだと否定をしていた。本当は自分の限界を超えて頑張っているのに、周りの人が納得しないように感じて、自分に鞭打って頑張っていた。
両親でもなく、本当は私が私を誰よりも許していなかった。
人間、ましてや子どもだからうまく行かなかったことってたくさんあると思う。そのうまく行かなかったことは尺度でしかない。そしてうまく行くも同じ。ここはうまくいったけど、ここはどうなったんだろう?どうやったらうまく行くのかな?そこにいい悪いは本当はないはずなのだ。私はその尺度を人の機嫌にして、判断を他人に預けてしまっていた。