思いに気付くことがゴールではない
行動するのは大切だけど、感じた結果行動しないと全然意味がない。感じたらやり方がわからないとか言ってられなくなる。
ここでとにかく意見を言えた!合わせなくても良かった!だけの達成感や結果だけを求めると、意見を言いたいけどやっぱり言いにくい等の心の動きや今まで言っていなかったのに言ってしまったら周りにどう思われるんだろうなどの葛藤を無視して行動しているだけになる。やり方じゃなくて過程に何を感じているかが大事だと思う。この葛藤や心の動きに意識を向けないと今までとは違う新しいルールを作っただけで、過去の感情も今の思いも無視したままだ。
私の場合、相手に合わせないといけないが強く、特に自分が憧れている人や立場が上の人だとそれこそ、その意見が正しいんだ!と感じることをやめて同意を優先したり、意見さえ思い浮かばなかった。この部分は過去の感情を癒したら、すぐに自分の考えが浮かんだり、自分の意見が言えるかというとそうではない。癒したのは過去の部分で、合わせなくても良かったんだと気づいただけ。ここからは自分がこれからどうしていきたいかだ。これからの未来は自分で作っていくしかない。この部分は人それぞれ違うと思う。
私は自分の意見を言って、相手と向き合っていきたかった。なので、感じる練習、自分はこう思ってるんだと整理したり、私はこう思うと相手に伝える練習をしていった。すると、例えば自分がいろんな人に構えていたことが少しづつわかってきて、自分の思っていることを伝えるのが楽になっていった。また、自分が勝手に相手を私のことをこう思うだろうとか決めつけて、相手を大きく見すぎていることがあったことにも気づいた。
はっきり言うと、この練習をするより、今まで通り誰かに合わせるほうがすごく楽だと思う。でも、その練習だったり努力の方向は自分の思いに気付く前の無自覚に合わせることばかり考えていた時より確実に自分を楽にする方向だ。本当に過去の感情に向き合ったら、逃げたり、現実をなんとかしようとどうしたらいいのかと質問するような気持ちにならないと思う。