自分でもわからないくらい奥底に小さくしまった感情
本当はこういった思い込みがあっても、心の奥底で本当は言いたいことがあったり、トラウマになっていて怖くて反応してしまうくらい感じるのが怖いなどの感情や反応がちゃんとある。
でも、感じる恐怖より思い込みの力が強すぎて、実際に自分の意見を言おうとしてもめちゃめちゃ怖くなる方に引っ張られたり、感じていても微かすぎて自分では捉えきれない。この捉えきれないところが、感じにくいところ。
私の場合、この思い込みが生まれた原因は過去の記憶にある。ここまで感じてきたこと、他人に合わせることを強要されて嫌だった、それを受け入れるしかないと思っていたを辿ると行き当たる記憶や行動の癖があってその時の恐怖や不安がどういうものだったかを改めて見る。すると、それらをこれまでと違うように感じられるようになる。
私は本当は嫌々相手に合わせていたり、相手によって嫌なことを言われても嫌だと思いながら流していたりと自分で決めていたこと、トラウマから合わせることで怖さから逃げていたことに時間をかけて向き合った。そうすると、合わせないといけないとすごく自分が狭い世界にいたことに気づいて楽になった。本当の意味でその感情に向き合えばMomoyoさんが言われるように変容は自然に起こる。
一番直視したくなかった、無自覚に逃げていたものに気付いてそれを見ると、今まできっとこうなるんだと自動的に反応していた感情と違うものが沸き上がる。
ここで過去の感情に向き合わずに、思考で行動することだけ考えると「他人に合わせないといけない」から抜けるために
→意見を言えるようになったらいい や 合わせなくてもいい→(真逆の意見を言う→考えてなくて感情に飲み込まれたまま怖くて単なる反発の場合がある) 等と行動したら、この思い込みから抜けられるように思ってしまう場合がある。