7年経って気付いたこと ~個人セッションの受け方~4/4

例えば、何かやりたいことを見つけたい。がお悩みとして、それをセッションのお題にする。
それを見ていくと、
何かやりたいことを見つけたい→やりたいことを今まで色々見つけたけどものにならない
→諦めてきた(自己否定がある可能性がある)→諦める自分を責める→でも、仕事はやりたいことではないし、やりたいことを見つけたくなる(見つけたことは諦めたけど、やりたいことを見つけたくなる発作がまた起こる)→また挑戦するけど諦めてしまう→また新しいものを無自覚に探す
のようなループに半年、一年など大きな時間単位ではまっていることに気づいたりする。
ここでやりたいことが見つかった!とセッションをやめてしまうと、このループに気付かずまた新しいループに入ってしまうことに気付けない。やりたいことに邁進している瞬間、そうでない瞬間を俯瞰してみるのには時間をかけて自分をみることが必要だと思う。
良くなろうが嫌な気持ちになろうが、淡々とセッションを受け続ける。プラス自分のセッションで見つけた自分のやるべきことをする。その繰り返しが自分を変える。セッションで気づいたことの何が自分は消化できないのか、どこでとどまっているのか。そこに自分の何があるのかをずっと見続ける。
私がクライアントの(セッションを受ける側)立場で、自分が変わった(私の場合、変わったというより落ち着いたがしっくりくる)と感じたのは、自分と向き合った時間が1000時間以上経ってからだ。(年数にして1年半から2年で、セッションと別に自分と向き合う時間が1000時間程度。)
魔法がかかるように早く変容して、それを持続させたいと思っている方もいらっしゃると思う。(魔法って一度かかったら解けないと思ってる?)それくらい現状が耐えられないし、だからこそ早く変わりたい焦りの気持ちは私も持っていたので、そのつらさはとても理解できる。ぎりぎりの局面に居続けていて、今も苦しい日々を過ごしておられるのかもしれない。
ただ、魔法は何もしないと解ける。魔法を持続させられるかは自分次第だ。自分の人生を変えたいと思うならば、これまでの自分の人生、自分がやってきたことをすべて疑う程度の覚悟とこれまでをじっくり振り返る時間、それからこれからを考える時間が必要だと私は思う。
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