子どものころの嘘のない感覚

昨日、小学生時代の同窓会に参加しました。といっても、ここ4〜5年ほぼ毎年の開催で、
おなじみメンバーも多い。
ただ、今回少人数で話すと、忘れていたこと、当時自分の感覚などアタマをフル回転して記憶にアクセスする感じ。掘り下げと違うけれど、記憶をたどる同じような感覚もありました。楽しかった。
私は、本当に田舎の全校生徒全員の顔と名前が覚えられるくらいの小さな小学校に通っていました。本当に平和な村という感じでした。だから、周りのことや友達のことは何でも知っているつもりだったけれど、大人になって話すと友達について知らなかったことや、自分がどう思われていたなどすごく新鮮で、いまになって納得したり。
子どもの頃は、今から思うと、起こっている出来事をやっぱり子どもの見方でしか見られなかったり、もしかしたら単純にとらえることしかできないこともある。でも、それはそのときの自分たちなりの正直さや嘘のないまっすぐな感覚を感じる。
本来の自分とは、子どもの頃の自分と近いかもしれないけれど、子どものころより今だからこそ奥行きがあり、かつシンプルな気がする。その自分はただ自分の意識から隠れてしまっていうだけで、きっとあるんだなと思った日でした。