MOMOYOさんのワークを初めて受けた日 5/5

私が体の使い方や呼吸に関して、よくブログ記事を書くのは、自分の呼吸が浅い点がワークの入り具合に大きく影響したと思うからだ。逆に言うと、呼吸が深くできていれば、ある程度まではワークはボディ側の調整で入ると思っている。
パニック障害の発作時や、そうでない方も不安になりやすい方は普段から呼吸が浅くなっている場合が多い。私の感覚では、ワークを受けたいと願っている方の6割程度は、マインドに対してボディのバランスが取れていないので、ボディ(この場合呼吸)の角度からやっていくだけでもワークの入り具合は変わると思う。
でも、本当にワークを自分に入れることが目的なのか、本当の目的は何なのかよく考えてほしい。
もちろんどこかの時点で自分のマインドをみることにぶつかるとは思う。でも、ボディの角度からも「呼吸が浅い」→呼吸が浅いことは自分はどう感じているか?苦しいのか?気づいていないのか?いつからなのか?楽になったことはあるか?苦しいからどうやったら楽に呼吸できるだろう?と自分を深める方向にアプローチができる。
私は「呼吸が浅い」→「自分が苦しいから改善したい、楽になりたい」ではなく、ヨガの先生にもずっと言われているし、Momoyoさんのワークが入りにくいしと自分を追い立てるような努力の仕方しか知らなかった
私は他者のためではなく、自分が苦しいから、自分を変えていいとは知らなかった。本当に呼吸が浅くて自分が苦しんでいるんだと苦しさを感じて危機感を持った時、私は初めて目の前の必要そうに見えることより、自分にとって今大事なことを優先できた。
危機感って、他者がどんなに頑張っても、本当の意味で当人に持たせることはできないと思う。他者が脅したり、怖がらせたりしても、当人がその脅しや恐怖からの危機感を持ったり、誰かに厳しくしてもらって自分にやらせようとするなら、当人はその本質を知らないだろう。
その危機感を真正面から受け止めた時に、人は初めて自分のために努力できるのだと思う。
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