お母さんへの気持ちを表現した本
今日は母の日ですね。
確か2年前、母の日の頃に読んだ本のことを昨日思い出したので、そのことを書いてみます。
空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集― (新潮文庫)
少年刑務所の受刑者たちが書いた
詩をまとめた詩集です。
私は、彼らがこんな素直に気持ちを表現できることにものすごく心を動かされた。
電車の中でしっかり泣きながら読んだことをよく
覚えている。
この本は特にお母さんのための詩を集めたものではないけれど、私が最も心を打たれたのはお母さんへの詩たち。
いま残念ながら手元のこの本がなくて、記憶ちがいだと申し訳ないのですが、
厳しかったお母さんや、一緒に暮らしたことがなかったり、会ったこともないお母さんに対しての気持ち。
どの詩もお母さんへの気持ちは凄く今も
響くものだった。
もし興味があれば、一度目を通してほしい。
そしてその少年たちの感覚に触れてほしい。
その少年たちの詩から感じたこと、
自分のお母さんへの気持ち。
人の感覚に触れることで、なにか思い出すこともあると思う。
もしかしたら、お母さんへの気持ちに怒りが出てくるかもしれない。
でも、その怒りの先に感じるものはきっとこの少年たちと同じだと思う。