胃腸の弱さは生まれつき?9
観察すればいくらでもこういうことはある。私の妹は歌の先生に「家で家族はそういうしゃべり方してるんだろうね」的なことを言われたことがあるそうだ。発声がだらっとしているということらしい。普段からそうだから気を遣っていてもそれが自然に滲み出るということだろう。
私もおそらく同じで、基本的に私の家族は大きい声は出るが、呼吸が浅い声で話す。それは無自覚に心では言えないことを抱え、不安が大きいから自分の思っていることをすべて出せない。そこに誰も不自然さを感じなかったのだろう。
例えば、喉に違和感をよく覚える方は、職業等で使わざるを得ないこともあるだろうが、やはり喉の使い方や発声の仕方は遺伝的に受け継がれたものだったり、何らかのマインドの理由からの可能性もあると思う。それも一種家系で引き継がれてきたことを無自覚に続けている結果なのかもしれない。でも、これらはまっさらは難しいかもしれないけれど、ある程度は自分で変化させられる。(例えば、前出の私の妹は発声を訓練して、おそらく今は私とは違う発声だろう)
そうやって知らない間に、もしくは自覚的に家系の系譜から変化していくのだと思う。こうやってみていくと、本当に自覚的に自分で決めて自分でやろうとしていることって実はめちゃめちゃ少なく、自分でも知らないうちに受け継がれていくものが多数なのかもしれない。
私にとって、家族との食事が苦痛だった時もあったけれど、そればかりじゃない。基本的にみんな食べ物にこだわり、甘いものが好きだった。一休みと言えばみかんやお饅頭をよくくれた。祖母や妹たちとテレビを見ながら、お菓子やみかんを食べながらいつまでもしゃべっていたのはいい思い出だ。

