自分への興味は尽きない

どれだけやっても終わらないんじゃないかと思っていたけれど、一つ一つ見ていくと2ヶ月程で自分のパターンが見え、その後もやり続けた。
ただ、その期間は、なるべく人と関わりを持つことをやめて、何気ない日常に自分のジャッジがどれだけあるかに集中した。見逃してもいいくらい日常の小さなことへの自分のジャッジを感じ続けた。
そうすると、本当に小さいことの積み重なりで自分が恐怖や苦しさを感じていてもそれを無視していたり、バカにされるんじゃないかと怯えている自分(A)がそれを見ている自分(B)が徐々に離れ、BがAがどんなに怯えていたかがわかるようになった。(AとBが一体化していた)
私にジャッジが多かった時は、自分で受け止められなかった子どもの頃の辛い記憶やトラウマや記憶にまつわる感情を、今の私が少しづつ受け止められるようになり、自分だけではなく、家族との辛い記憶も違った視点で見えるようになった。
ジャッジが減っていくと、他者への目線も変わった。いつも自分も他者にバカにされるんじゃないかと不安だったけれど、同じような視点がある他者がよくわかったり、いい意味で自分自身にしか興味がない人もいるし、本当に人それぞれで、そんなに他者をジャッジしている人ばかりじゃないのでは思えた。
それまでは、本当の意味で人と関わりを持とうとしていなかった。一度、自分の視点から嫌に感じることがあれば、もうその人をジャッジして関わらなかったり、その出来事をずっとしつこく覚えて嫌な思いをしたくないと感じた。その自分が嫌な思いをした一面だけで人を判断する、とても短絡的な捉え方しかできなかった。それくらい私はずっと不安を持っていて、その不安をジャッジで解消するしかできなかった。
ジャッジが減って、自分がどう感じているのか、今までより正直に認められるようになったし、自分はなぜそう感じるのか更に自分に興味が湧いた。他者と自分の違いをただの違いと受け止められるようになり、他者の思いを尊重する気持ちが生まれて、他者にもっと興味が湧くようになった。合わない人にも悪いじゃなくて合わないんだなと尊重できる。
今私がハートをいつも開けているかというと、それは1日の中でも違うし、あ、今閉じてるなと感じることもある。それは、また新しく自分が何に対してハートを閉じているんだろう?の扉を開く一歩だ。
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