背中で感じる違和感

その時自分の背中は硬くて柔軟性がないように感じた。触っても硬い感じがするのだ。
背中は自律神経の通り道。なので2つ前の記事で自律神経と自分の持っている前提やトラウマの関連について書いたけれど、背中を緩める働きかけはなんらかマインド面にも刺激をもたらすと感じる。
私の場合、背後に何かを感じるだけで怖くて、そこから自分を責める思考に火が付き飲まれていくことが多かった。
まず背中を細かく動かすことで、固まっている背中の意識を起こす。背中のチャンネルを意識して開通させる感じ。
背中を細かい動きで緩めて刺激を与えて、伸ばし(縮こまっていて上下にも伸びていないし、巻き肩のように体を縮めていることがある)、そこから背中に呼吸をいれることを続けると変わってくると思う。
私はヨガのキャットアンドカウをよくやっていたが、それに金魚体操(運動とも言われる)を加えると自分の背中のどこが固いのかよくわかるようになった。私の場合、後頭下筋群といわれる後頭部と首の付け目あたりもガチガチになっていた。エネルギーワークの際、松果体が大事という話があるが、この辺りをほぐすと変わってくると思う。
自分の背中のどこが硬いのか(首の付け根?肩周り?肩甲骨周り?背中の真ん中?腰?)を動かしながら観察する。これも自分がどう感じているかの内観だ。そこから背中に呼吸を入れるようにすると、私の場合徐々に背中に柔らかさ、しなやかさが戻ってきて、楽な時間が増えて思考に振り回される時間が減っていった。と同時にやはり硬さが残る部分がはっきりしてきた(呼吸のことは後日書きます)。
また、背中はねじりの方向にも動く。個人によって当然左右差はあるが、極端に捻じれる角度に差がないだろうか?最近、スワイショウという動きを知り、まず1週間ちょっとした時間に10分程度やってみると背中の力が抜け、肩が落ち、腕の脱力感も感じれるようになった。私は腕をだらんと左右に振って体に巻き付ける形のスワイショウをやっている。
体って本来しなやかで、弾力性があるもの。自分の身体はどうだろうか?そこから呼吸にもつながるけれど、肩甲骨が適切に動いているか、首は固まっていないか、等見てみるといいと思う。
まず緊張を緩めるためにすることだ。