自分は大丈夫だと言い聞かせていない?
Momoyoさんが言っておられた言葉です。
”大丈夫に見える人ほどあぶない”
本当にそう思います。
前回、私が希望を持てなかった頃のことを書きましたが、
そのころ周りの人は本当に私のことを特に異常のない普通の人だと思っていたと、後で聞きました。
けれど、私自身は自分を切れそうな細い糸でなんとか支えていて、いつ切れるかわからない不安でいっぱいでした。
そして、この環境から外れたらいけない、と我慢をしていました。
私は誰にも迷惑をかけない、心配をかけない普通のひとでいないといけないと思っていました。
普通、ってとても深い言葉で、常識やマナーとも違う感じがします。だから守るべき必須のものではない。
でも、普通じゃないといわれると何か心が揺らぎます。
普通という言葉や、例えば職場や学校で共通と認識されているであろうことに忠実でないと、自分を責めてしまったり、
なんとかそれに合わせようと努力してしまうことはあると思います。
でも、あなたが、そのせいでそこにいることを窮屈に感じたり、体調がおかしくなるならば、
それはあなたが本当に思っていることとなにかずれているのかもしれません。
生きていくために、無理をしないといけない時期もきっとあると思います。
そして無理できるならば、それはある意味楽かもしれない。
でも”普通”に合わせて自分を曲げ続けてしまえば、なにかひずみが現れると思う。
その我慢や、苦しさは何かをあなたに訴えようとしているのかもしれません。
いつもでなくても。
ほかの誰でもない、自分に自分は我慢しているんだな、苦しいんだなと認められれば。
ただそれだけでも、少し気持ちが楽になって、泣けたり笑えるかもしれません。